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銀塩写真の白い点々を消す!エンボス写真のスキャン方法と裏ワザ

網目の写真 ライフスタイル
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この方法を知っておけば、もう白い点々に悩まされることはありません。
写真の特性を理解し、ちょっとした工夫でスキャン品質を格段に向上させましょう。

スキャナーのイラスト

絹目・エンボス写真をスキャンすると白い点々が出る理由

写真をスキャナーで取り込むと、光沢紙は綺麗に読み取れるのに、絹目やエンボス加工の写真をスキャンすると白い点々が出ることがあります。これは多くの方が経験している現象です。

原因は単純で、表面の凹凸による光の乱反射です。光沢紙は平滑で光が均一に反射するためきれいに読み取れますが、絹目やエンボス調は表面に細かい網目状の凹凸があり、スキャナーの光が散乱してしまいます。

その結果、白い点々やモアレのようなノイズが画像に現れます。

なぜソフトやアプリではなく、この方法なのか

一般的にはPhotoshopやスキャンソフトの「ノイズ除去」や「descreen」などの機能を使い、スキャン後に画像処理で白い点々を消す方法が多く紹介されています。

しかし、ソフトを使った修正では以下の問題があります。

  • 仕上がりが不自然になりやすい
  • 高解像度スキャンでも完全には消せない場合がある
  • ソフト操作に慣れていないと失敗する

そこで、今回紹介する方法は スキャン段階で物理的に白い点々を出さない シンプルなやり方です。特殊な機材もアプリも不要で、誰でも実践可能です。

注意点:絶対に守ること

この方法は 銀塩写真専用 です。

  • インクジェットプリントやその他のプリントには絶対に使用しないこと
  • 写真の種類がわからない場合も、決して試さないこと

追記

銀塩の写真でも、注意することがもう一つあります。それは…

現代ではあまり見かけませんが、古い写真館の写真で、写真プリント自体にスポットと言って、色修正している写真があります。これは、フィルム現像の時点で発生する抜けです。ゴミなどが付いたまま撮影や現像した時に起こる現象。

それを白・茶・黒の色で極細筆を使い補修することです。

このスポットで修正された色は水に溶けるので、色が落ちます。

インクジェットプリントは水分でインクがにじんだり、紙が変形したりするため危険です。銀塩写真以外では適用できません。

20年以上の実績に裏打ちされた方法

この方法は、私たちの会社で20年以上前に発見され、業務で継続的に使われています。

当初はワセリンを塗ってフィルムカメラで複写する方法を試しましたが、ワセリン成分が写真に残る問題がありました。

その後、水を使う方法に切り替え、安全かつ確実に白い点々を抑えることに成功しました。

実務でも写真大手メーカーからの受注実績があり、東日本大震災の被災者写真修復でも活用されました。

現在も私たちの会社では、全国の写真館や写真店で、日常的にこの方法を採用しています。

実際の手順:水を使ったスキャン方法

スキャナーの準備

スキャナー中央のガラス部分に、ごく少量の水を付けます。

たっぷりではなく、必要な部分だけ。

万が一内部に水が入らないよう、端には付けないこと。

スキャナーガラスに水

写真を置く

網目のある銀塩写真をガラスに置きます。

水が写真表面の凹部分に浸透し、乱反射を抑えます。

スキャナーに写真を置く

スキャン

水によって一時的に写真が青みを帯びる場合がありますが、焦らずスキャンします。

水が残っていても自然乾燥させることで元の色に戻ります。

スキャン中

乾燥

スキャン後は写真は拭かず、自然乾燥させます。

写真の自然乾燥

スキャナーのガラスは柔らかい布で水分を拭き取ります。

水拭き取り

スキャナーに長い時間、放置しておくと、写真は乾くとガラスに貼りつくので、長くても5分以内にスキャンを済ませて、すぐ取り出してください。

スキャンした後の画像の比較

スキャン後の写真

水が付いた部分はきれいですが、水の無い部分は点々です。

限界について

網目の種類によっては完全に消せない場合もあります。

それでも多くの銀塩写真では、白い点々をほぼ消すことが可能です。

メリットとデメリット

メリット

  • ソフト不要で誰でもできる
  • 銀塩写真なら安全で色味も自然
  • 家庭でも写真館でも使える

デメリット

  • 銀塩写真以外では使用不可
  • 写真や網目によっては完全には消えない
  • スキャナーに水を入れないよう注意が必要

実務での活用例

  • 家庭でアルバムや思い出の写真をデジタル保存
  • 写真館・写真店での銀塩プリントデジタル化
  • 被災写真や古い写真の修復作業

20年以上のノウハウで、現場でも信頼されている方法です。家庭でも業務でも、知識さえあれば誰でも実践可能です。

Q&A よくある質問

Q. エンボス加工された写真でもこの方法は有効ですか?
A. はい、エンボス加工された写真にも効果があります。ただし、網目の種類によっては完全に消せない場合もあります。

Q. インクジェットプリントの写真でも試しても良いですか?
A. いいえ、インクジェットプリントの写真には使用しないでください。水分でインクがにじんだり、紙が変形したりするため、銀塩写真専用の方法です。

Q. スキャナーのガラス部分に水を付ける際の注意点はありますか?
A. はい、スキャナー内部に水が入らないよう、必要な部分だけにごく少量の水を付けてください。端には絶対に付けないようにしましょう。

写真プリントに興味がある方は、こちらの記事も参考になります。

まとめ

絹目やエンボス調の銀塩写真をスキャンすると白い点々が出る問題は、光の乱反射が原因です。

従来はソフトで修正する方法が主流でしたが、この方法では 水を使ってスキャン段階で解決 します。

  • 銀塩写真限定
  • 水は必要部分だけ、自然乾燥
  • 網目の種類によっては完全には消せない

家庭でも業務でも応用できる、シンプルかつ実践的な方法です。
長年の実績と現場での利用経験があるため、安心して試せます。

銀塩の写真なのか、インクジェットの写真なのか、またはそれ以外で、判別がつかない場合は無理しないでくださいね。

次回は「スキャナーのメンテナンス方法と長持ちさせるコツ」について詳しく解説します。お楽しみに!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ご意見ご質問は、お問い合わせ欄またはコメント欄からお待ちしています。

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