試合の不要部分(チェンジ)をカットし終えると、
いよいよ野球らしさが映像に出てくる BSO付け作業 に入ります。
「テレビの野球中継みたいでカッコいい!」
と言われることが多いのもこの工程。
とはいえ、やっていることは結構地味なんですが…
この作業を丁寧にやることで、
見やすさ・分かりやすさが一気に変わる 大事なパートなんですよね。

まずは試合を頭から見直しながらBSOを付けていく
BSOとは、
- B:ボール
- S:ストライク
- O:アウト
のこと。

野球を観るうえで欠かせないスコア表示。
編集では、録画した試合を頭から流しながら
- 投球ごとにカウントを更新
- バッターが打ったらリセット
- ランナーアウトのタイミングでアウト数を変更
こんな感じで、
リアルタイムで試合を追うように付けていきます。
実際には、手元で
「はいストライク、S1」
「ボール、B1」
「打った!リセット!」
みたいな独り言を言うこともあります(笑)
特に深夜の作業は眠くなるので、独り言を言ったり、応援のリズムに乗ったりしてます。
完全に職業病です。
BSOをタイムラインに配置していく
カウントを一通り付け終わったら、
次はタイムラインにBSOを並べていきます。

ここでちょっとしたポイントがあって、
- 投球直前にBSOを表示
- 打球が飛んだ瞬間は非表示
- ランナーの動きや守備シーンは画面を広く使う
この切り替えだけで映像のテレビっぽさがグッと増します。
むしろ、ずーっと出しっぱなしだと 逆に邪魔 なんですよね。
視聴者が見やすいタイミングにBSOを出す。
実はこれ、シンプルだけどセンスが出る作業です。
表示の長さも微調整しながら仕上げる
初心者だとやりがちなミスがこちら。
- 打った後までBSOが残っている
- アウトになった直後にカウントが変わるのが遅い
- 表示時間が毎回違って気持ち悪い
こういう細かい点って、
見ている人は意外と気づくんですよね。
だから私はいつも
- 打球が飛んだ瞬間にBSOをスッと消す
- 次の投球でスッと出す
この「スッ」としたタイミングにこだわっています。
細かいようですが、
最終的な映像の気持ちよさに直結します。
地味だけど、試合編集の中でも重要な作業
BSO付けは、華やかな編集ではありません。
ですが、
- 試合の流れが分かりやすい
- 打者との勝負が伝わる
- 視聴者が状況を把握しやすい
という、
野球映像としての土台 を作る大事な工程です。
1試合全部となるとけっこう時間はかかりますが、
ここを丁寧にやるかどうかで作品の質が変わります。



コメント