「SSDにしたのに、思ったほど速くならない」
編集をしていると、そんな瞬間があります。
確かにSSDは速いです。
起動も、読み込みも、体感でははっきり違います。
それでも編集作業が重く感じるのは、
SSD以外の要素が影響していることが多いから。
今回は、
制作現場で実際に感じている
「SSDでも重くなる理由」を整理します。

SSDは万能ではない
速いのは「読み書き」
SSDが得意なのは、
- データの読み込み
- データの書き込み
この部分です。
逆に言えば、
計算や処理そのものを速くする部品ではありません。
編集が重くなる主な原因
CPUとGPUの負荷
編集作業では、
- エフェクト処理
- カラーグレーディング
- 合成やアニメーション
これらは、
CPUやGPUに大きな負荷がかかります。
SSDが速くても、
計算が追いつかなければ、
体感は重くなります。
メモリ不足
After Effectsを使っていると、
特に感じやすい部分です。
- プレビュー
- キャッシュ
- 同時起動
これらが重なると、
メモリが足りなくなりやすくなります。
SSDはメモリの代わりにはなりません。

プレビューとエンコードが重い理由
編集と書き出しは別物
タイムライン操作は快適でも、
- プレビュー用エンコード
- 最終書き出し
になると、
一気に重く感じることがあります。
これは、
処理量が桁違いに増えるからです。
年々、作業が重くなっている
- 解像度の向上
- エフェクトの多用
- アニメーションの高度化
自分の作業内容が進化すれば、
PCへの要求も自然と上がります。
SSDを入れた時より、
今の方が作業が重いのは、
ある意味当然とも言えます。

SSD構成でできる現実的な対策
ドライブを分けて負荷を逃がす
すでに行っている
C・D・Eの分離は、
とても理にかなっています。
- OSと演算
- 素材
- 素材管理
を分けることで、
無駄な競合を減らせます。
「遅い原因」をSSDのせいにしない
SSDを入れても重い場合、
- CPU
- GPU
- メモリ
- 作業内容
どこがボトルネックかを
冷静に見ることが大切です。

それでも編集現場でSSDを使い続ける理由|速度以外の本当の価値
映像編集の現場でSSDを使い続ける理由を解説。速度だけでなく、安定性や作業判断のしやすさなど、実務で感じているSSDの価値をまとめました。
まとめ
SSDは、
編集環境を快適にする重要な要素です。
ただし、
- すべてを解決する魔法ではない
- 重さの原因は複数ある
ここを理解しておくと、
買い替えや構成変更で
無駄な遠回りをしなくて済みます。


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