夜間エンコード中に「やってはいけないこと」
動画編集の仕事をしていると、
どうしても避けられないのが夜間エンコード。
編集作業は終わった。
あとは書き出しだけ。
……なのに、ここからが長い。
「待つしかない」と分かっていても、
つい何かしたくなるのが人間です。
でも、夜間エンコード中には“やらない方がいいこと”が確実に存在します。
これはマニュアルより、現場経験の積み重ねで身についた感覚と経験からのお話。

夜間エンコード中は「PCが空いているようで空いていない」
まず大前提として。
エンコード中のPCは、
見た目以上に全力で働いています。
- CPUは回りっぱなし
- SSDは常に読み書き
- メモリも余裕が少ない
デスクトップは普通に操作できても、
中身はかなりギリギリの状態。
やってはいけないこと① 同じPCで重い作業を始める
これは一番やりがちで特に初心者さんが思わぬ行動に。
- After Effectsを立ち上げる
- 別案件のEDIUSを開く
- 4K素材を読み込む
「少しだけなら大丈夫だろう」
この“少し”が一番危ない。
あえて当たり前のことを書きますが、実際、
- エンコード速度が極端に落ちる
- プレビューがカクつく
- 最悪、フリーズする
こうなると、
何時間もかけたエンコードが無駄になります。
やってはいけないこと② Windowsアップデートを放置する
今はだいぶ減りましたが、
昔は本当に怖かったです。
- 勝手に再起動
- 朝来たら終わっていない
- 途中で止まっている
夜間エンコードをする日は、
アップデートの設定確認は必須です。
「今日は大丈夫だろう」
この油断で何度泣いたか分かりません。
windowsのアップデートは毎月、第二の水曜日。ここが要注意です。
やってはいけないこと③ 雷・停電を甘く見る
これは今でも一番の不安要素です。
雷=即トラブルではありませんが、
停電=ほぼアウトです。
- UPSが無い
- 落雷が多い地域
- 夏場の夕立
こういう条件が重なる日は、
無理に夜間エンコードしない判断も大切。
万事を期すなら、避けておきたいところ。
「今夜中に終わらせたい」
より
「確実に終わらせる」
こちらを優先した方が、結果的に安全ですよ。
例外:複数PCがある現場ならできること
ここは一般的な環境とは少し違う話になりますが。
自分のところでは、
編集用PCが複数台あります。
そのため、
- エンコード用PCは完全放置
- 別のPCで別物件を作業
という分業ができます。
この方法なら、
エンコード中のPCに負荷をかけずに
時間を有効に使えます。
ただし、
これは台数がある環境だからできる話。
結局、夜間エンコード中は「触らない」が正解
色々書きましたが、
結論はシンプル。
夜間エンコード中は、
そのPCは「仕事中の人」だと思って扱う。
声はかけられる(操作はできる)けど、
余計な仕事は増やさない。
これが一番トラブルが少ないですよ。



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