夜間エンコードという働き方
動画編集の仕事をしていると、
「夜間エンコード」は特別なことではありません。
むしろ、
普通の作業の延長として、
ごく自然に存在しているし、実際に私の所でも行っています。
編集が終わるのが夕方とは限らない。
現場仕事があれば、編集に入れるのは夜。
そうなると、書き出しは必然的に夜になる訳ですね。
夜にエンコード、朝に結果を見る
長編物は特にあるあるで、夜間エンコードの基本的な流れは、とても便利。
- 夜、最終チェック
- 書き出し開始
- そのまま放置
- 朝、結果確認
この「朝チェック」が、
何年やっても少し緊張するところでして。
ファイルがちゃんと出来ているか。
途中で止まっていないか。
音ズレや欠落がないか。
コーヒーを飲みながら、
無言で再生ボタンを押す。
これも、現場の日常になっています。

仮眠という名の「待機時間」
夜間エンコードの日は、
完全に休めるわけではありません。
- 何かあったら対応できるように
- 雷や天候が気になる
- 時間が読めない
結果的に、
仮眠に近い状態になります。
「寝ているけど、仕事中」
そんな感覚が続くこともあります。
現場仕事との相性は正直よくない
撮影現場がある仕事では、
夜間エンコードはなかなか厳しい時もあります。
- 早朝から撮影
- 移動
- 立ち仕事
- 体力勝負
その前日に夜間エンコードが入ると、
正直きつい。
でも、
それでも回さないと仕事は終わらない。
ここが、
理想と現実のギャップなのかな。
複数PCがあるから成立している部分もある
自分のところでは、
編集用PCが複数台あります。
そのため、
- 1台はエンコード専用
- 別のPCで別作業
という運用が可能になっています。
これが出来ない環境だと、
夜間エンコードの負担は
もっと大きくなると思います。
夜間エンコードは「効率が悪い」わけではない
よく、
「夜間エンコードは非効率だ」
とたまに言われます。
確かに、
時間だけ見ればそうかもしれません。
でも実際に私の所では、
- 日中は撮影
- 夜は編集
- 書き出しは夜間
という流れが、
一番現実的で効率が良いです。
机上の理論より、
現場が回るかどうか。
それが最優先だと思っているから。
無理をしないことも、仕事のうち
年々、
エンコード時間は長くなっています。
- 解像度が上がる
- 表現が複雑になる
- 素材が重くなる
だからこそ、
- 無理をしない
- 確実に終わらせる
- 余裕を持つ
先日のミーティングでも話題になりましたが、この判断が、
以前より重要になってきました。
夜間エンコードは「現場の知恵」の一つだと思う
夜間エンコードは、
格好いい話でも、
効率自慢でもありません。
ただ、
現場で生き残るための知恵だと思っています。
誰かに教わったわけでもなく、
失敗しながら、皆で考えながらの連続で身についたもの。
同じ仕事をしている人なら、
きっと一度は経験しているはずです。



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