冬が終わり、雪が解け、少しずつ春の気配が出てくると、
そろそろ盆栽も動かした方がいいのかな 何か作業を始めた方がいいのかな
と、気になってくる方も多いと思います。
私自身、ミニ盆栽を始めた頃は、 春=何かしなければいけない季節だと思っていました。
ですが、黒松・御殿場桜・もみじを育ててきて感じているのは、
春に最初にやるべきことは、作業より「様子を見ること」
ということなのかなと。
この記事では、 春になったら私が実際にやっている3つのことをまとめます。

置き場所を「少しだけ」見直す
春になってまず確認するのは、 剪定や植え替えではなく、置き場所。
冬の置き場所は、そのまま使えない
冬の間は、
- 風を避ける
- 雪をかぶせない
- 凍らせない
これを最優先にしてます。
春になると、 日差しの角度や風の向きが変わり、 同じ場所でも環境がかなり違ってきます。
私が見ているのは、次の3点。
- 午前中に日が当たるか
- 夜だけ極端に冷えないか
- 雨が当たりすぎないか
「良さそうな日」に一気に動かすのではなくて、 天気のいい日を1日使って様子を見る方法。
これだけでも十分だと思っています。

水やりの感覚を、いきなり変えない
春になるとついやりがちなのが、
暖かくなったから水を増やそう
という判断。
始めた当初は私もやっていました。
結構まだ土は冷たい
気温は上がっても、 鉢の中の土は、意外と冷たいままなんですよね。
黒松・御殿場桜・もみじ、 どれも同じですが、
- 表面が乾いた
- でも中は湿っている
という状態が、春先はよくあること。
私はこの時期、
- 冬の延長くらいの感覚
- 「乾いたらやる」を徹底
これだけを意識するようにしています。
春だから増やす、はやらないようにしています。
芽や動きを「確認するだけ」にする
春になると、 芽や新芽が気になって、つい触りたくなりますよね。
でも、ここで一番やらないようにしているのが、
何か起きていないか、触って確かめること
です。ポロリと落ちたら大変。
芽が遅い年も普通にある
- 黒松は特にゆっくり
- 桜やもみじも、年によって差が出る
これは、育て方が悪いからではないです。
寒さの残り方、日照、置き場所、 いろいろな条件が重なって決まります。
私が春にやっているのは、
- 毎日見ない
- 数日に一度、全体を見る
- 変わってなくても気にしない
このくらいかな。
黒松・御殿場桜・もみじに共通していること
野外では3種類育てていますが、 春の最初に関しては、共通点が多いです。
- 急に環境を変えない
- 水を増やさない
- 触りすぎない
逆に言うと、
これを守っていれば、大きく失敗することは少ない
と感じています。

それでも何もしなくていいケースとして
- まだ夜が冷える
- 雪解け直後
- 天気が安定しない
こういう時は、 何もしない、が正解のことも多いです。
春は始まりの季節ですが、 盆栽にとっては、
ゆっくり目覚める準備期間
くらいに考えています。
けど、専門的な知識のある方であれば、何かしらの手入れをするのかもしれませんね。
まとめ|春の最初は「焦らない」方が良い
春になったら、
- 置き場所を少し見る
- 水やりは冬の延長
- 芽は確認するだけ
この3つだけで十分だと思っています。
作業は、 植物が動き出してからでも遅くありません。
黒松も、桜も、もみじも、 春はちゃんと自分のタイミングで動きます。
焦らず、触りすぎず、 今年も一緒に様子を見ていこうと思います。



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