春になると、
「そろそろ芽が出てもいい頃かな?」
と、つい鉢をのぞき込んでしまいます。
でも実際は、
春=すぐ芽が動くとは限りません。
私自身、
黒松・御殿場桜・もみじを育てていて、
「今年は遅いな…」と感じる年も何度もありました。
この記事では、
芽が出ない時に焦って作業する前に確認していることを、
雪国で育ててきた実体験でまとめます。
結論を先に
芽が出ない=失敗、ではない。
多くの場合は
「まだ動くタイミングじゃない」だけ
ということがほとんど。
確認① 夜の冷え込み
春になっても、夜はまだ冷えます。
特に、
- 朝晩の気温差
- 霜が降りそうな日
こういう時期は、
盆栽は様子見モードのままです。
日中暖かくても、
夜が冷えると芽は止まります。

確認② 日当たりが足りているか
冬の間、
- 風を避ける
- 室内寄りに置く
こうしていた鉢を、
春になっても同じ場所に置いていないか。
日照時間が足りないと、
芽はなかなか動きません。
ただし、
いきなり直射日光に当てない
これも大事。
確認③ 水をあげすぎていないか
芽が出ないと、
つい水を多めにあげたくなります。
でも春先は、
- 気温が安定しない
- 土が乾きにくい
水のあげすぎで、
根が動けない状態になっていることもあります。
「乾いたらあげる」で十分です。
黒松・桜・もみじ、それぞれの印象

黒松
- 一番マイペース
- 春でも沈黙していることが多い
御殿場桜
- 動き出すと一気
- それまでは本当に静か
もみじ
- 反応は早め
- ただし冷え込むと止まりやすい
あくまで私の環境での話です。
それでも何もしない、という選択
芽が出ない=
何かしなきゃ、と思いがちですが、
実際は
何もしないのが正解だった年の方が多いです。
春は、
盆栽が動き出すのを「待つ季節」。
手を出す前に、
まずは環境だけを整える。
それだけで十分なことが多いです。
まとめ
- 芽が出ないのは異常じゃない
- 夜の冷え・日当たり・水を確認
- 焦って作業しない
春は始まりの季節ですが、
盆栽にとっては
準備期間でもあります。



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