はじめに
皆さん、冬の雪対策は万全ですか?
私も以前は「水を出せば雪は溶ける」と高をくくっていました。でも、甘かった…いや、甘すぎました。
最初は駐車場をアスファルト舗装にして、融雪設備を設置したんです。
雪が降った朝も、サーッと水を流せば雪がみるみる消える…うーん、快適すぎる!と、正直ご満悦でした。
この時はまだ、地面の重要性なんて夢にも思っていませんでした。
2年後に起きた小さな異変
施工から2年ほど経った頃、ある冬の日。
「なんか、水が流れにくいな?」と感じ、駐車場をじっくり観察してみたんです。
すると、車をよく止める場所だけ、わずかに凹んでいました。

「あれ?こんなに沈んでたっけ?」
心の中で小さなアラームが鳴りました。
よく見てみると、沈んだ部分には水が溜まり、雪が解けにくくなっています。
そう、私の「完璧な融雪計画」は、実は地面の変化によって効率が半減していたのです。
このくぼみ、実はアスファルトの特性と車の荷重のコンビネーションでできたものでした。
夏の暑さで柔らかくなったアスファルトに、冬の凍結・融解、そして車の重み…まさに三重苦。
2年でこんな小さな変化が雪解けに大きな影響を与えるなんて、誰が想像したでしょうか。
傾斜があっても水は流れない
駐車場は、施工時に「緩やかな傾斜」をつけていました。
理論上は水が道路側に流れるはず…のはずでしたが、実際はくぼみに水が溜まり、傾斜通りに流れません。
皆さんも経験あると思いますが、「傾斜があるから大丈夫」と安心しても、わずかな凹みや水たまりがあるだけで、雪や水は思うように動かないんですよね。
私の駐車場も同じで、くぼみのせいで再凍結したり、タイヤの跡が水を溜めてしまったりと、小さな悪循環が発生しました。

ここで痛感したのは、融雪の効率を左右するのは「水を出す設備」よりも「地面そのもの」だということ。
アスファルトのメリットとデメリット
アスファルトの良いところは施工の簡単さと初期費用の安さ。
DIYレベルでも施工可能なため、気軽に駐車場を整備できるのは魅力です。
しかし、雪国では欠点が目立ちます。
- 車の荷重が集中すると沈む
- 凍結と融解を繰り返すと表面が変形する
- 長期間維持するには定期的な補修が必要
私も「まあ、少しくぼんでも大丈夫でしょ」と高をくくっていましたが、実際には2年で問題が表面化しました。
タイヤ跡がまるで「駐車場がこっそり笑っているかのようだ」と思ったほどです。
解決策はコンクリート化
そこで、思い切って駐車場をコンクリートに全面変更しました。
施工はお盆過ぎ、気温が安定しているタイミングで実施。
専門業者にお願いして、アスファルトを剥がし、地盤を均し、型枠とワイヤーメッシュを設置して慎重に打設しました。

コンクリートは硬化後も沈みにくく、緩やかな傾斜を維持できるため、融雪水がスムーズに流れます。
施工直後から現在まで、20年以上経過しても水たまりやくぼみはほとんどなく、雪が溶ける効率は初日と変わりません。
まとめ
- アスファルトは施工しやすく安価だが、荷重や凍結で沈むことがある
- 融雪効率は水量だけでなく、地面の安定性と排水性が重要
- 長期的に雪対策を考えるなら、コンクリートが最適
雪国で冬を快適に過ごすには、融雪設備だけでなく、見えない地面づくりから始めることがポイントです。
私の経験から言えるのは、「地面がしっかりしていれば、20年以上融雪水もスムーズに流れる」ということ。
くぼみに泣いた私の教訓、皆さんにもぜひ活かしてほしいと思います。




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