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野球観戦での写真撮影で選手にピントを合わせる場所は、ここ!

表題のスイング 写真撮影
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野球写真はピントが命。選手の魅力を引き出すためには、どこにピントを合わせるかがとても大切です。

「打撃瞬間や投球フォームをバッチリ撮れたはずなのに、なんだかモヤッとしている…」
そんな経験ありませんか?

野球撮影は、その一瞬をしっかり見る人に伝えるための正確なピントが求められます。

この記事では、どの位置にピントを合わせるべきか、そしてなぜその設定が有効なのか
現場経験と機材知識をもとに徹底解説します。

もしかしたら何かいいヒントが見つかるかもしれません

野球写真でピントが命と言われる理由は、選手の動きが速く、表情や決定的瞬間をしっかり捉えるには「正確なピント」が必要不可欠だから

まず、ピントがズレていると、
✔ 迫力や臨場感が伝わらない
✔ 見せたい表情がぼやける
✔ 良い構図でも台無しになる

など、写真としての完成度が大きく下がってしまう時があります。
だからこそ、顔や目など「伝えたい部分」にしっかりピントを合わせることが重要

ピントの位置で写真の印象は大きく変わる

野球は瞬間勝負の世界でもあって、投げる、打つ、走る…その一瞬の表情や動作を切り取り、見る人に刺激や感動を与えます。

でも、いくら構図が良くてもピントがズレていたら、写真として価値されないときもあるし、仕事として撮るのであれば、言い方は良くないですがボツ、失敗となります。

この業種ではとても厳しい世界でもあったりします。

さきに結論、ピントを合わせるのは「顔」か「胸」

バッター横見本

ピントを合わせるべき場所は「選手の顔」、できれば「胸」です。
人は写真を見るとき、まず「顔」や「目」に視線を向けるため、ここにピントが合っていると印象的な写真になりますが、顔は比較的面積が小さいので、顔は勿論、目なんかはかなり難易度が高いです。

  • 打席の選手:集中している様子が伝わる
  • 投手:ボールよりも「顔」にピントを合わせることで迫力が出る
  • 守備の選手:打球を追う目線にピントが合っていると臨場感アップ

なぜ顔ではなく胸なのかというと、まず、面積が多い。体の部分で胸は面接が広くてピントが合わせやすい。私的な考え方ですが、胸にピントを合わせておけばほぼ顔もしっかり見えます。

例えば、手や足は胸から遠いので胸にピントを合わせても、位置や角度などで、ピントが合わなくなる時があるから。

でも、胸と顔は手や足と違って距離や位置が一定。(足を撮るのなら話は別問題)

なので、胸にピントを合わせて、顔がほぼピントが合うので、その際、距離のある足などは多少ピントが甘くても、ぶれても想定内という考え方です。

ザックリ言うと、バッターは極端に顔・胸・手・足の距離差はないので面積の大きい胸に合わせると大体全部はっきり撮れます。

距離差が出る構図といえば、例えばスライディングした際、撮る位置によっては顔付近と足付近とかとの距離差が出たとき。

顔や胸にピントを合わせるための設定とテクニック

顔や胸にピントを合わせるための設定とテクニックを一言で言うなら、
「中央1点AF+AF-Cで、顔や胸を狙い続ける」です。

動きのある野球では、広い範囲にピントが合う「自動フォーカスエリア」よりも、狙った場所を外さない「中央一点AF」のほうが確実。
さらに、選手が動いてもピントを追いかけてくれる「AF-C(コンティニュアスAF)」を使えば、顔や胸へのフォーカスを維持できます。

撮影中はファインダー越しに常に選手の上半身(特に顔や胸)を中央に入れる意識を持つと、表情や目線の生きた写真が撮れるようになりますよ。

■ 野球の写真撮影によく使用している機材

  • カメラ:Nikonシリーズ
  • レンズ:タムロン 50-500mm、ニコン 28-70mm

2025年、現在はカメラもレンズもものすごい進化を遂げて、どのメーカーも引けを取らないほどの技術となっています。

私は元々Nikonユーザーで、ボディは全てNikonでそろえています。ただレンズは他メーカーも使用しています。理由はいろいろありますが、第一には依頼通りの仕事ができること、です。高価な機材は上を見るとキリがありませんし、それ相応の値段もします。このくらいのものであれば大丈夫かな、という感じです。

たとえば、望遠ズームは凄いけど、オートフォーカスが遅いとかが一番ですかね、私の場合。でも、別のレンズはちょっとだけ高いけどフォーカス、このくらいのスピードだったら良いかなとか。

金銭的な内容を交えていうと(笑)、機材を買って、撮って、仕事として利益を出さないといけないわけで、どのくらいの仕事量かも考慮しないといけません。沢山利益があるのであれば、もっと機材も高価のものでもいいのかも知れませんが、良い方は悪いですが極端に言うと、レンズ一本で10年も20年も仕事をしないと元が取れないなんて、私としては…どうかな?…、なんて思います。

逆の考え方としては、道具があるから仕事ができて収入もある、という考え方。そしてそれをきっかけに仕事量を増やしていくという考え方です。

人それぞれかと思いますので、自分に合った選定をしっかり考えないといけません。

良ければ、「打者の表情を狙うとき」については、こちらの記事でより詳しく撮影設定とレンズ選びを解説しています。ぜひ併せてご覧ください

■ カメラ設定

写真を撮る際の設定もそれぞれの目的や考え方もあります。

例えば私はザックリですが…

  • AFモード:AF-C(コンティニュアスAF)
  • フォーカスポイント:中央1点(シングルポイント)
  • シャッタースピード:1/1000秒以上から状況に合わせて変える
  • 絞り:f4〜f5.6程度で被写界深度を確保
  • ISO感度:800から状況に合わせて変える

特に、シャッタースピードは1/000から始めますが、天候や状況で変わります。

例えば、幼児、小学校くらいであれば1/500もあれば大体止まって見えるような写真が撮れますが、大人で、しかも動きの速いバットスイング、走る速度となると1/500では止まって見えない時が多く、ブレが多い写真になるときがあります。良い言い方をすると躍動感のある写真、となるんですが、もうちょっとブレない方が良いかな、と思うようになります。その場合はやはり1/1000とか1/2000とかになるんですね。

状況によっては、カメラの機能にもなってきますが、1/2000まで上げたいけど、上がらない、なんてことがあります。また、レンズはf5.6まで開けるんだけど、出来ない。

その場合は、ISO感度を上げると良い時があります。ISOが今800だとすれば、1600まで上げる、という方法。または感度をオートにする、という方法。

シーン別ピント合わせのポイント

① 打者(バッター)

  • 狙い:顔(目)または上半身(胸)
  • スイング直前や構えの瞬間がシャッターチャンス。
  • バットよりも表情にピントを置くと、緊張感や集中力が伝わる。

② 投手(ピッチャー)

  • 狙い:顔または胸元
  • リリース直前の瞬間にピントが合っていると、気迫やスピード感が映える。
  • 手元のボールより、表情にフォーカスする方が写真として強くなる。

③ 守備(内野・外野手)

  • 狙い:ボールに向かって動く顔・上半身
  • 打球に反応する一瞬を狙って、動きの先読みがカギ。
  • フォーカスポイントは身体の中心か顔がベスト。

④ 走塁・盗塁シーン

  • 狙い:顔や上半身(特に目線の方向)
  • ベースへ向かう瞬間やスライディング時は動きが激しいので、顔にピントが合うと迫力が出る。
  • 体のブレはあっても、目がブレていないと印象に残る写真になる。
表題のスイング

打者を撮るとき

打つ瞬間ではなく、その直前が狙い目。
顔が見えやすく、ピントも合わせやすいタイミングです。

投手を撮るとき

リリース直前のフォームにピントを合わせると、気迫や表情が伝わります。

守備・走塁シーン

顔と上半身を狙うと、フォームや表情が写って印象的な写真に。

進塁写真

撮影を成功させるための心構え

野球の撮影は、「予測力」と「集中力」が重要です。
あらかじめ選手の動きを読んでおくことで、ピント合わせもスムーズになります。

何百枚と撮る中で、「これは!」という一枚が出てきます。
焦らず、じっくり狙いましょう。

Q&A よくある質問

Q. AF-C設定がない古いカメラでも撮影できますか?
A. 古い機種でも、「中央1点AF+連写撮影」で顔や胸を狙う工夫すれば、十分意図する写真が残せます。

Q. シャッタースピードを上げると暗くなりますか?
A. はい。F値やISOで明るさを補うか、露出補正などで調整すると、暗さと動態追従を両立できます。

Q. 雨天や曇りの日でも同じ設定で大丈夫?
A. 天候によってはISOを上げて対応が必要ですが、撮りたい瞬間を逃さないシャッタースピードを
 優先することが基本です。

まとめ|ピントを制する者が、スポーツ写真を制す!

野球写真においてピントを合わせる場所は、写真の魅力を大きく左右します。
「顔」や「胸」にしっかりとピントを合わせることで、写真の印象が格段に良くなります。

次の撮影では、ぜひ今回の内容を意識して撮ってみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回は「野球撮影で避けがちな逆光・白飛び・暗さの対処法」について、露出やNDフィルターの使い方を交えて紹介します。お楽しみに!

ご意見ご質問などはコメントに、お待ちしています。

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