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野球撮影に偏光フィルターは必要?カメラマンの体験から本音

偏光フィルター全体 ライフスタイル
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カメラを始めると「偏光フィルターって使った方がいいの?」という疑問に一度はぶつかると思います。

私も最初はそうでした。ネットや雑誌を見ると「水面の反射を消せる」「青空が濃くなる」といった紹介がたくさん出てきて、「そんなにすごいなら絶対必要だ!」と思って買ったんですが…。

でも実際に使ってみると…「あれ?思ったより出番が少ないかも?」というのが正直な感想でした。

特に野球撮影のときなんて、「これはいらないな」と確信したぐらいです。

この記事では、私が実際に偏光フィルターを使って感じたこと、メリットやデメリット、そして「野球撮影ではどうなの?」というポイントについて、できるだけ分かりやすくお伝えします。

同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。

偏光フィルターってどんなもの?

偏光フィルターリング

まずは簡単に説明しますね。

偏光フィルターはレンズの前に付ける丸いガラスで、光の反射を調整してくれるアイテムです。フィルターを回すと効果が変わって、水面のギラつきがなくなったり、空の青が濃くなったりします。

よく使う場面はこんな感じです。

  • 湖や川で水面の反射を消したいとき
  • 青空をもっと濃く出したいとき
  • 葉っぱのテカリを抑えて緑を鮮やかにしたいとき
  • 車やガラスの映り込みをなくしたいとき

私の仕事では、お墓の石に空が映り込んで困ったときや、ショーウインドーの商品を撮るときなんかに助けられました。車の撮影でもかなり使えます。

偏光無し0度
偏光あり90度

実際に使って感じた「いいところ」

反射を消せる

やっぱり一番はこれですね。川で撮ったときに、水面が透き通って石が見えると「おぉ!」と感動します。

写真の透明感が一気に増すので、旅行や風景撮影が好きな人には楽しいと思います。

青や緑がしっかり写る

青空や木々が濃く写るのも分かりやすい効果です。ただ、私はRAW現像で調整することも多いので「絶対必要」とまでは思っていません。

現像が苦手な人にとっては撮影時点で仕上がるのが嬉しいポイントですね。

色調整の詳細や書き出しのコツを知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

撮影がちょっと楽しくなる

フィルターを回すと効果が変わるので、「この角度ならもっと反射が消えるな」と考えるようになります。

構図を工夫するきっかけになるので、撮影がより面白くなるんです。

ちょっと困った点

広角だとムラが出る

24mm以下の広角で空を撮ると、青空の一部だけ濃くて他は薄い…みたいなムラが出やすいです。

これは結構気になります。

写真が暗くなる

フィルターを通すと光が1段前後減るので、曇りや夕方は注意が必要です。

シャッタースピードが遅くなってブレたり、ISOを上げてノイズが増えたりします。

付け外しが面倒

野球や運動会みたいに動きが速い被写体を撮るとき、「あ、これは偏光いらないな」と思っても外す時間がないんですよね。

動画では特に、効果が強すぎると不自然に見えることもあります。

野球撮影に偏光フィルターは必要?

ここが今回一番お伝えしたい部分です。

答えはシンプルで、野球撮影に偏光フィルターは必要ありません。

その理由は…

  1. 反射を消す対象がほとんどない
    野球場って、水面やガラスがないんですよ。芝生やユニフォームの色を鮮やかにしたい気持ちは分かりますが、わざわざ偏光で調整する必要はありません。
  2. 光が減るのが致命的
    デイゲームならまだしも、ナイターや曇りの日に暗くなるのは困ります。野球は動きが速いのでシャッタースピードを落とすわけにはいかず、ISOを上げざるを得ないのはマイナスです。
  3. 試合中に調整できない
    偏光フィルターは角度で効果が変わるので、カメラ位置を変えるたびに回す必要があります。試合中にそんなことをしていたら、決定的なシーンを逃してしまいます。

野球撮影で気をつけたい設定

偏光フィルターはいりませんが、その分「設定」が大切になります。私がよく意識しているのはこんな感じです。

  • シャッタースピード:1/1000秒以上。投球やスイングを止めるには速さが必要です。
  • 絞り(F値):選手を際立たせるならF2.8〜4。守備位置全体を撮るならF8ぐらい。
  • ISO感度:昼間は100〜400、ナイターは1600〜3200ぐらいが目安。

偏光フィルターを使うと光が減って設定が苦しくなるので、やっぱり野球では外した方が安心です。

スポーツ撮影にフィルターはいる?

野球に限らず、スポーツ全般で「どんなフィルターを使えばいいの?」と思う方も多いはず。私のおすすめは…

  • プロテクトフィルター:必須。ボールや砂からレンズを守ってくれます。
  • UVフィルター:屋外では有効。強い日差しの中でも色が安定します。
  • 偏光フィルター:基本的に不要。ただしプールやスケートリンクみたいに反射が多い競技なら役立つことも。

つまり「スポーツ撮影の現場では、まずレンズ保護用を優先するのが正解」だと思っています。

それでも野球で使えそうな場面は?

正直、試合では出番はないんですが、ゼロではありません。

  • 練習でフェンス越しに撮るとき、金網の反射を少し抑えられることがある
  • 芝生の緑をより鮮やかに見せたいときに、多少効果を感じることもある

ただし本番の撮影では、やっぱりデメリットの方が大きいと感じます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 偏光フィルターは安いものでも大丈夫ですか?

A. 正直、安すぎるものはおすすめしません。安価なフィルターは写りが甘くなったり、色かぶりが出たりすることがあります。私はケンコーやマルミの国産メーカーをよく使っています。初めてならこのあたりが安心ですよ。

Q2. 偏光フィルターをつけっぱなしにしてもいいですか?

A. 常用はおすすめしません。理由は「光が暗くなる」「効果がいらない場面が多い」からです。撮影目的に合わせて付け外しするのがベストです。常用するならプロテクトフィルターの方が向いています。

Q3. 野球以外で使えるスポーツはありますか?

A. あります。例えばプールや水泳競技では水面反射を抑えられるので効果的です。またスケートリンクでも氷の反射を和らげて選手が見やすくなります。ただし、やはりスポーツ撮影は光量確保が優先なので、状況に合わせて判断しましょう。

Q4. 動画撮影にも使えますか?

A. 使えます。ただし動画はカメラを動かすことが多いので、偏光効果がシーンごとに変わって不自然に見えることがあります。動画ならNDフィルターの方が出番は多いですね。

Q5. 偏光フィルターはどんな人におすすめですか?

A. 一番おすすめしたいのは「風景を撮るのが好きな人」です。旅行で湖や海を撮るときは、本当に効果を実感できます。あと、車や商品撮影をする人にも強くおすすめします。

最後に

偏光フィルターは、野球のようなスポーツでは出番が少ないですが、風景や物撮りでは写真のクオリティを一段上げてくれるアイテムです。
「買ってみたけどあまり使わなかった…」という人もいれば、「これがないと困る!」という人もいます。

大切なのは、自分の撮影スタイルに合うかどうか
私の体験が、みなさんの判断材料になれば嬉しいです。

Q&A よくある編集の疑問

Q. 変換フィルターで画質は劣化しますか?
A. 多くのソフトではプレビューのみ劣化し、書き出し時は元の画質が使われるため安心です。

Q. 誤ってフィルターをかけすぎた場合は?
A. 書き出し前に「なし」の状態に戻せば、元の映像に戻せます。

Q. 他の補正方法との違いは?
A. 手動補正より簡単かつ均一に処理でき、ルーティン編集の効率アップに繋がります。

まとめ:野球には不要。でも風景には大活躍

偏光フィルターは「ここぞ」というときに使えば、とても頼れるアイテムです。反射を消したり、空や緑をきれいに見せたりと、写真の印象を大きく変えてくれます。

でも、野球やスポーツ撮影に関してはデメリットの方が目立つので「使わない方が良い」と私は思っています。

  • 野球撮影:偏光フィルターは不要。設定でカバーしましょう。
  • 風景撮影:水面や空で大活躍。
  • 商品や車の撮影:映り込みを消すために必須。

偏光フィルターは「万能ではないけど、知って使えば強力な武器になる」もの。
ぜひ皆さんも、自分の撮影スタイルに合わせて上手に使い分けてみてください。

次回は「映像をさらに魅力的にするテロップ重ね+BGMの整える方法」をご紹介予定です。ぜひお楽しみに!

この記事のご意見、ご質問は、コメント欄またはお問い合わせからお待ちしております。

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