前回の記事では、
試合を見ながら BSO(ボール・ストライク・アウト)を付ける工程 を紹介しました。
今回は、そのBSOを使って
「テレビ中継みたいに見やすい本編編集」に仕上げる作業 を解説していきます。
編集の中でも、ここは特にこだわりポイントが強く出る部分です。

BSOは「どこで出して、どこで消すか」が勝負
よく言われるのが、
「ずっとBSOが出ていると、画面が窮屈に見える」
ということ。
たしかに、選手が魅せたビッグプレーや守備の動きを
画面いっぱいで見たい時もあります。
なので私は、BSOをこんな風に扱っています。
- 投球の直前に表示スタート
- 打った瞬間にサッと消す
- ランナーが走り出す場面では基本非表示
- アウトが入った瞬間はすぐにカウント更新
特に「打った瞬間に消える」のは必須で、
これをやるだけでテレビっぽさが一気にアップします。
投球前の溜めを作ると見やすさUP
個人的に好きなのが、
投球の直前 0.3〜0.5秒くらい前にBSOが出るように置くこと
この少しだけ早いタイミングが、視聴者に
「あ、次投げるな」
という流れを静かに伝えてくれます。
ほんの数フレームの差ですが、
こういう細かい積み重ねが気持ちいい映像を作ってくれます。
打球後のシーンは画面を広く使う
打った直後は、
- 外野に飛ぶのか
- ファールか
- ランナーはスタートするのか
- 守備はどう動くのか
画面の情報がいっきに増えます。
なので BSOは消して、画面を広々と使う ほうが絶対に見やすいです。
ここはプロ野球中継でも必ずやっているポイントですね。
守備のプレー中にも表示は邪魔になる
特に、
- ダブルプレー
- 外野からの中継プレー
- ホームクロスプレー
などでは、
BSOが出ていると視線が奪われるので、私は絶対消します。
試合映像は「選手の動きを追ってなんぼ」です。

BSOの出し忘れ、消し忘れを最終確認でチェック
BSO編集の最後は 通しチェック で整えます。
ありがちなミスは、
- 打ったのにBSOが残ってる
- カウントが戻りきってない
- 更新のタイミングが微妙に遅い
- アウトカウントが変わっていない
この辺り。
私はいつもチェックしながら、
「あ、ここ1フレーム早くしよう」
「もうちょい遅く出した方が自然」
といった微調整をしています。
ほんの数フレームでも、
見やすさがガラッと変わるのが編集の面白いところです。
BSO編集が終われば、本編はほぼ完成形へ
ここまで終わると、
試合映像はもうほぼテレビ中継の雰囲気になっています。
- 投球のたびにBSOが出る
- 打った瞬間にサッと消える
- カウント更新が自然
- 守備・走塁がクリアに見える
ここまで来れば、
いよいよ次は オープニング作り → ハイライト編集 へと入っていきます。



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