試合本編のBSO編集まで終わると、
いよいよ動画の顔とも言える オープニング制作 に入ります。
正直に言うと、
私は普段の大会は控えめ・シンプル系にしていますが、
夏の大会だけは別物 で、ちょっと気合いが入ります。
今回は、
- なぜオープニングが必要なのか
- 普段の大会はどんな作り?
- 夏大会では何を盛り込む?
- 視聴者の心をつかむ小技
などを、できるだけ分かりやすくまとめました。

オープニングは「この試合はこういう雰囲気です」という名刺みたいなもの
オープニングはたった数十秒〜1分ほどですが、
ここで試合映像の印象が決まります。
- カッコいい雰囲気
- 落ち着いた雰囲気
- 明るい・爽やか
- 緊張感のあるトーン
この方向性を 冒頭で決めてしまう のがオープニング。
撮影技術よりもむしろ、
構成のセンスと情報整理力が試される部分 とも言えます。
普段の大会(通常シーズン)のオープニング構成はシンプルでOK
普段の練習試合や公式戦では、
あまりゴテゴテさせず シンプルで見やすい構成 を意識しています。
よく使うオープニング構成(通常試合)
- タイトル画面(大会名・日付・球場名)
- チームロゴ(またはチーム名テロップ)
- シンプルなBGM(落ち着き系)
- 直前のシーンを少しだけ差し込む(シートノックのワンカットなど)
- 『○○高校 vs. ○○高校』の対戦カード
これくらいのシンプルさがちょうど良いです。
特に練習試合は、
「本編がメイン・オープニングは最小限」
くらいで問題ありません。
選手・指導者が見る映像なので、
奇をてらうより、見やすさ優先 ですね。

一方、夏の大会は特別仕様にする理由
夏の大会は、
やっぱり 選手の一番大事な試合 です。
保護者の方や指導陣も、通常の数倍は気持ちがこもっているので、
映像を頼まれた側としても少し気合いが入るのは自然なことです。
そして夏大会は、
普段では絶対に見られない
- メンバー紹介の入場シーン
- 試合直前の緊張感
- 大会独特の雰囲気
- 球場アナウンスの重み
- チームごとの「夏への覚悟」
こういった特別な空気が漂います。
これらを短い時間にまとめるから、
オープニングがどうしても 豪華・ドラマチック寄り になります。
夏大会オープニングの基本構成(かなり力入れる版)
夏大会で私は、だいたいこんな構成にしています。
夏大会オープニング構成例
- 【冒頭】球場外観のワンカット(空やスタンドなど雰囲気重視)
- 大会タイトル(○○支部予選 / ○○大会など)
- 入場シーン・整列カットを短く差し込む
- 選手の表情、背番号、握り締めた手元などの心情系カット
- BGMは少しドラマチック寄りに
- 対戦カード表示(少し長め)
- 最後に本編へ流れるブリッジカット
普段の試合との一番大きな違いは、
「雰囲気づくりを優先し、絵作りを強める」ことを意識。
夏大会は演出が映えるんです。
- スローモーション
- 逆光のシルエット
- ズーム抜きカット
- ホワイトバランスを少しだけ温かく
こういった小技もバチッと決まります。

シートノックの映像はオープニングの宝物
私はいつも、試合前のシートノックを必ず撮るんですが、
実はこれがオープニングでめちゃくちゃ役に立ちます。
- 選手の動きがキレイ
- ボールの音が良い
- 守備の迫力がある
- チームの温度(テンション)が分かる
- 練習なので緊張とリラックスが混ざった雰囲気がある
これらは短いカットでも映えるので、
オープニングのアクセントに最適。

BGM選びは映像の空気を決める超重要ポイント
BGMが変わると、映像の雰囲気は100%変わります。
BGM選びの基準
- 通常試合 → 軽め・聞き取りやすい・邪魔にならない曲
- 夏大会 → 少し重厚感・盛り上げ系・ドラマチック系
音が強すぎると
「音に映像が負ける」
という現象が起きるので、
夏大会でもあくまで 7割程度の盛り上げ に留めています。

長さはどのくらいがベスト?
私の経験では…
- 通常試合 → 20〜40秒くらい
- 夏大会 → 40秒〜1分10秒くらい
これが一番しっくりきます。
長すぎると視聴者が飽きるし、
短すぎると「味気ない」映像になってしまいます。
オープニング=作品の玄関と考えて丁寧に作る
オープニングは短いけど、試合映像を
- カッコよく見せる
- 雰囲気を伝える
- チームの思いを乗せる
- 視聴者を本編に引き込む
という役割の塊です。
ここが丁寧に作られていると、
本編映像の印象が一段階アップします。


コメント