大量納品は慣れれば怖くない
大会撮影やイベント記録をしていると、
「DVDを50枚お願いします!」
なんてことは普通にあります。
最初は「え、50枚!?」と思うかもしれませんが、
慣れてしまえば作業はほぼルーティン。
今回は、現場カメラマンとして普段やっている DVD大量生産の流れ を紹介します。
まずは「絶対に間違えないマスター」を1枚作る
大量生産の前に、一番大事なのが マスターディスク。
- 映像が最後まで問題なく再生できる
- チャプターが正しい
- メニューの動作がOK
- 誤字なし
- 音ズレなし
ここをちゃんと作っておかないと、
そのまま 間違いを50倍にして配る地獄 が待っています。
自分はマスターだけは、
コーヒー飲みながらでも絶対に2回チェックしています。
デュプリケーターの基本設定は3つだけ
デュプリケーターって難しそうに見えますが、
実際は「コピー元」と「コピー先」をセットするだけです。
使うのは基本、次の3つ。
- Copy(コピー)
→ もうこれがメインボタン - Test(テスト書き込み)
→ 不安なら1回だけ - Compare(照合)
→ 完成ディスクがマスターと一致しているか確認
最近の機種は精度が高いので、
Test はほとんど使いませんが、
納品先が学校や公共施設の場合は念のためやっています。

焼くときは「二層ディスク」を使ったほうが最近は良い
大量生産だと、
一層メディア(4.7GB) のほうが圧倒的に失敗が少ないですが、試合が90分を超えると、画質が荒くなる傾向があります。

数年前までは、二層だと再生が途中で止まるといったケースがたまにありましたが、私の所ではここ10年くらいは、そのようなクレームは無いです。ただ、まれに、ある時もあります。二層が対応のプレーヤーではなかったりする場合。

その時は、90分くらいであれば一層でもなんとかなりますが、120分を超えるものだと5回裏までで前半一枚、6回表から後半を一枚作ってあげていました。

二層(8.5GB)は容量の余裕はあるけど、
途中で層が切り替わるタイミングでエラーが起きやすいので、
本当に必要なとき以外は使っていません。
焼き上がったら、最初の2枚は必ずチェック
10枚焼いたら、そのうち 最初の2枚 は必ずチェックしています。
理由はシンプルで、
「最初の数枚に不具合があれば、残り全部も危ない」から。
チェック項目はこれだけ。
- すぐ再生できるか
- 音が途切れないか
- チャプターが飛ばないか
- メニューが動くか
- 最後まで再生できるか
これをやるだけでクレーム率が一気に減ります。
量が多いときのコツ:とにかく流れを作る
50枚、100枚となってくると、
一番大事なのは 効率の流れを作ること です。
自分の流れはこんな感じ。
- マスターをセット
- デュプリケーターに空ディスクを並べる
- Copyを押す
- 焼いている間にラベル印刷
- 印刷している間に仕分け
- 完成ディスクをケースに入れる
- 10枚単位で初期チェック
動き続けてるので、
気づいたら終わってる…みたいな感じになります。

まとめ:大量生産も淡々とやればOK
大量生産と聞くと身構えますが、
マスターをちゃんと作って、
デュプリケーターで淡々とコピーしていくだけ。
慣れると本当に作業がスムーズになるので、
ぜひ今回の流れを参考にしてみてください。


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