試作からここまでを振り返って
ILB Scoreboard BSO 2026 ver1.0の制作を始めてから、
試作、実戦投入、そしてUIの見直しまで、一通りの流れを経験してきました。
最初は「自分の環境に合うものが欲しい」というシンプルな理由でしたが、
実際に作って使ってみることで、見えてくるものは想像以上に多くありました。
完成品ではありませんが、
だからこそ分かったことも多かったと感じています。

スコアボードは“表示”ではなく“流れの一部”
今回一番大きかったのは、この感覚です。
スコアボードは単なる表示ではなく、
撮影や配信の流れの中に組み込まれるものだということ。
特に1カメでの運用では、
- 撮影
- 試合の把握
- スコア操作
これらがすべて同時に進みます。
その中で、少しでも操作に迷いがあると、
全体の流れに影響が出てしまいます。
OBSとAGDRecで変わる“正解”
今回の中で明確になったのが、
OBSとAGDRecで求められるものの違いです。
OBS(ライブ配信)
- その場で反映される
- ミスがそのまま見える
- スピードが最優先
AGDRec(撮影後処理)
- 後から調整できる
- 正確さが重要
- 再現性が求められる
同じスコアボードでも、
この2つでは“正解”がまったく違います。
ここに気づけたことは、かなり大きかったと感じています。
“高機能”よりも“迷わなさ”
制作前は、どこかで「機能を増やした方がいいのでは」と考えていました。
ですが実際に使ってみると、
その考えは大きく変わりました。
必要だったのは、
- 迷わないこと
- すぐ触れること
- 遅れないこと
この3つです。
特にライブ配信では、
一瞬の遅れがそのまま違和感になります。
ホームランの瞬間と同じで、
表示も“間に合うこと”がすべてでした。

UI設計で意識したこと
今回のUI設計では、
- 試合の流れに合わせる
- 操作の順番を固定する
- 余計な要素を削る
この3点を軸に調整してきました。
見た目を整えるよりも、
実際に使ったときの感覚を優先しています。
その結果として、
シンプルではありますが、迷いにくい形に近づいてきました。
現時点での結論
ILB Scoreboard BSO 2026 ver1.0は、
まだ試作段階ではありますが、
「自分の現場に合う形に近づける」
という目的は、ある程度見えてきました。
すべてを満たす万能なスコアボードではなく、
使い方に合わせて最適化していくもの。
それが今回の結論です。

今後について
今後も実際の撮影や配信の中で使いながら、
少しずつ調整は続けていくと思います。
ただ、大きく方向を変えるというよりは、
今の延長線上で細かく詰めていくイメージです。
また、新しい動きがあれば、
その都度記録として残していこうと思います。

まとめ
ILB Scoreboard BSO 2026の制作を通して感じたのは、
スコアボードは“機能”ではなく“使い方”で決まる、ということでした。
- OBSではスピード
- AGDRecでは正確さ
- そして現場では迷わなさ
このバランスをどう取るか。
その答えを探しながら、
これからも少しずつ形にしていきます。


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