消雪パイプを自作するとき、必ず避けて通れないのが「どの塩ビ管を使うか?」という問題です。
私自身も最初は 塩ビ管って厚いか薄いかくらいでしょ?と思っていましたが、実は種類ごとに強度も用途もまったく違います。
この記事では、HIVP・VP・VU の特徴と、消雪パイプに向いているのはどれか? をわかりやすくまとめました。
塩ビ管の種類は大きく3種類ある
まず、消雪でよく話題に出る塩ビ管は次の3つ。
- HIVP管(耐衝撃・耐圧)
- VP管(中圧)
- VU管(排水用・低圧)
名前は似ていますが、性能はかなり違います。
HIVP管(耐衝撃・耐圧)
→ 消雪パイプに最もおすすめ!
HIVP は「耐衝撃グレード」のVP管で、
強さ・耐圧・耐久性がダントツ です。
● 特徴
- 耐衝撃性が高く割れにくい
- 耐圧性が高く水圧にも強い
- 紫外線には弱いので、年数が経つと日焼けして薄茶色になることがある
- 値段はVPより少し高い
● 消雪用途に向いている理由
- 穴をあけても強度が落ちにくい
- 冬の低温でも割れにくい
- 地下水を使うため水圧がかかる場面にも耐える
私の環境下では、
外径50mm・内径40mm・肉厚2mm(HIVP50)で割れた経験なし。
これは非常に信頼できるサイズ。

VP管(圧力管/中圧)
→ 消雪パイプとして使えなくはないが、長期的には不安
VP管は「圧力管」なので、一定の水圧には耐えます。
ただし衝撃や低温に対する耐久性はHIVPより劣ります。
● 特徴
- 耐圧性はあるが衝撃に弱い
- 冬場の低温では割れリスクが高まる
- 価格はHIVPより安い
雪国の冬はマイナス気温が続くため、
物理的な衝撃+低温が重なると割れる可能性があります。
● 結論
予算を抑えたい人向け。
ただしHIVPよりは耐久性が劣る。
VU管(排水管/低圧)
→ 消雪パイプには不向き
VU管は、そもそも水圧がかからない排水用です。
● 特徴
- 安い
- 軽い
- 加圧に弱い
- 穴をあけると強度が一気に下がりやすい
● 結論
消雪パイプには使わない方がいい。
割れ・変形のリスクが高いです。
結論:消雪パイプには「HIVP」で決まり
- 穴をあけられる
- 加圧に強い
- 冬の衝撃にも耐える
- 長持ちする
この条件を満たすのは HIVP管一択 です。
実際に3〜4年使っても
- 割れなし
- 少し日焼けする程度
- 長尺の場合は3mおきに固定すれば反りを防げる
というユーザーさんの実体験があるので信頼できます。
ちょっと補足:紫外線で塩ビ管が日焼けする現象について
HIVPでもVPでも、塩ビは基本的に
紫外線に弱い素材 です。
長年屋外に置くと、
- 薄茶色になる
- 表面が少し硬くなる
- 若干もろくなる
という日焼け現象が起こります。
対策としては…
- 可能なら日陰に設置
- 反り防止に3mごと固定
- 必要ならUVカットスプレーや塗装で保護するのもアリ
とはいえ、雪国で何年も持っている実例があるので、
実用上は大きな問題になりにくいです。
まとめ
消雪パイプに使う塩ビ管のベストは「HIVP」!
- 耐圧・耐衝撃 → 優秀
- 冬の低温 → 強い
- 穴あけ → 問題なし
- 3年〜5年ほどで日焼けはするが実用上は問題なし
VPは使えなくはない、
VUは不向きです。
これから自作する方は、迷わず HIVP を選ぶのがおすすめです。




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