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野球の試合、ホームビデオじゃなくタブレットで撮る時代に。現場で感じた変化

タブレット ビデオ撮影
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最近、少年野球の試合を見に行くと、ふと気づくことがあります。

グラウンドの脇でカメラを構える保護者さんたちの手元――あれ、なんか雰囲気が違うな、と。

昔は、いかにも「ビデオカメラ!」という形の、黒くて細長いホームビデオがずらり並んでいました。
脚付きの三脚を立てて、ズームを操作しながらお子さんのプレーを追う姿が当たり前でしたよね。

でも今は、どこを見てもタブレット
iPadやAndroid系のタブレットを構えて、ピッチャーの投げる姿を画面越しに追っている光景が本当に多くなりました。
感覚的には、全体の半分以上がもうタブレットなんじゃないかなと思うくらいです。

え? みんな、もうホームビデオじゃないの?

最初にそう思ったのは、今年の春の大会のとき。

ベンチ横で試合を撮っていたお母さん方が、みんなタブレットを手にしていました。
「あれ? ビデオじゃないんですね」と聞いたら、
「今はこっちのほうが楽なんですよ~」と笑っていました。

よくよく考えてみると、確かに理にかなっています。

今のタブレットは画面が大きい
撮影中でも映像の確認がしやすくて、ズームの位置やピント合わせも指でスッと操作できる。
しかも最近の機種は保存容量もかなり大きいので、数試合分くらいなら余裕で録画できます。

昔みたいに「テープを変える」「SDカードを抜く」といった手間がほとんどない。

そのまま家に帰ってテレビにつなげることも、クラウドで共有することもできる。

もう家庭用ビデオカメラの出番が減っていくのも、無理はないですね。

battery

タブレットの撮影、いいところと困るところ

実際に見ていて思うのは、タブレット撮影にはメリットとデメリットの両方があるということ。

いいところは何といっても「その場で見やすい」点。
小さな液晶では見逃してしまうような打球の動きや、送球のタイミングも、タブレットならしっかり確認できます。

すぐに選手に見せて「ここ、こうだったよ」と伝えることもできる。これは本当に便利です。

でも一方で、風には弱い

タブレットは面積が広いので、少し風が強い日だと、スタンドや三脚に固定していてもフラフラします。
ひどいときは、風をまともに受けて倒れてしまう。

あれ、意外と重いので、倒れた衝撃で画面が割れてしまうこともあるんです。

ですので、見ていると多くの方がしっかり固定できるアーム型のホルダーを使っていたりします。

あとは、日差しが強いと反射で見にくいので、タブレットにひさしをつけている方もいます。

ちょっとしたDIY感があって、見ているほうも面白いです。

昔はホームビデオを卒団記念で贈っていた

そういえば、昔は卒団の時期になると、チームへの贈り物としてホームビデオカメラを贈ることが多かったんですよね。

「次の代の子たちも、これで撮ってね」って。

ほかにも、グラウンド整備用のトンボやライン引き、チーム名入りのキャップなんかもよく見ました。

ところが今では、その贈り物も変わってきたようです。

最近聞いた話では、ホームビデオではなくタブレットを贈るチームもあるとか。
確かに、時代に合っています。

動画の編集や共有も全部タブレットひとつでできるし、練習中のフォーム確認にも使える。
「撮る」「見る」「直す」が一台で完結するんだから、合理的ですよね。

動画の使い方も変わった

以前は、撮った映像をあとで家族で見るのが主な使い方でした。

試合のダイジェストをDVDに焼いて配るなんてこともありました。

でも今は、SNSやクラウドで共有するのが普通です。
LINEグループやGoogleドライブに上げて、すぐにみんなで見返す。

そのスピード感も、タブレットならでは。

ホームビデオだと、データを取り込んで、パソコンで編集して、書き出して……と結構手間でした。

でも今は、撮影したその場で再生・編集できて、しかもきれいな映像。
技術の進化って、すごいですね。

野球の試合を撮影していると、ガサガサ…と余計な風が入ってきますが、結構効果のある対策がありますので、こちらの記事も参考になりますよ。

それでもホームビデオの味も捨てがたい

ただ、正直に言うと、私はあのホームビデオの手応えも好きでした。

ズームのレバーを指でゆっくり動かして、打席の表情を追う感じ。

撮影が終わって再生したときに、少し手ブレしているのもまた味があって。

タブレットの映像はきれいすぎて、ちょっと現実感が薄いというか、
まるでテレビ中継みたいなんですよね。

便利なのは間違いないけれど、あの「カメラで撮ってるぞ」という感じが懐かしいです。

進化は止まらないけれど、撮る人の気持ちは同じ

時代が変われば道具も変わる。

ホームビデオからタブレットへ、そしてもしかしたら数年後は、
小型のドローンやAIカメラが撮影の主流になっているかもしれません。

けれど、どんな機材を使っても、撮っている人の気持ちは昔と変わらないと思うんですよね。
一生懸命プレーする子どもの姿を残しておきたい。
あとで見返して、あのときの汗や声を思い出したい。
その思いがある限り、道具が変わっても撮影する親の姿はずっと続いていくはずです。

私自身も、調べもの用のタブレットを持っていましたが、先日、関係のない試合でタブレットで撮ってみたら…、なるほど、なんか分かるような気がします。

最初は「なんか頼りないな」と思っていましたが。
タブレット越しに見るグラウンドも、悪くないものです。

ただし、風の強い日は要注意。

撮影中にタブレットが倒れると、ほんとに笑えません。
しっかり固定して、安全第一でいきましょう。

便利になっても、撮るのは人。

それを忘れずに、これからも変わる現場を見つめていきたいと思います。

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